重要事項説明書面(35条書面)と37条書面の主だった記載事項を歌にしてまとめた!
【35条書面の事項】
①登記簿上の権利関係
②法令上の制限
③私道負担について(建物の貸借では不要)
④電気・ガス・飲料水の供給施設・排水施設の整備状況
⑤未完成物件なら完成時の形状・構造等
⑥既存建物なら建物状況調査(貸借は書類の保存状況は不要)
⑦手付金等の保全措置
⑧支払金・預り金の保全措置
【37条書面の事項】
①当事者の氏名及び住所
②物件の特定に必要な事項
③代金・交換差金・借賃の支払い時期及び方法
④物件の引渡しの時期
⑤移転登記の申請時期(貸借では不要)
⑥既存建物の状況確認(貸借では不要)
【37条書面の定めがあれば記載】
⑦危険負担の定め
⑧担保責任の定め(貸借では不要)
⑨租税その他公課の負担(貸借では不要)
【共通の事項
35条書面は必要。
37条書面は定めがあれば記載。】
①代金・交換差金・借賃以外に授受される金銭の額・目的(37条はプラスして「時期」)
②契約の解除に関する事項
③損害賠償額の予定・違約金
④代金・交換差金のローン、そのあっせんが成立しないときの措置(貸借では不要)
⑤担保責任の履行に関して保証保険契約の締結(貸借では不要)
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司法書士の実務をしながら大学講師をしている法律家。
個別指導はこちらから受けられます。
宅建士、司法書士、行政書士、貸金業務取扱主任者など法律系資格を保有。
法律未学習・高卒・フリーターから宅建試験をきっかけに法律の道を進む。