2022年宅建合格者の合格反省記1

合格反省記

合格者の成功談よりも失敗談の方が受験生に役立つことが多いはずをコンセプトに宅建合格者に綴って頂く合格反省記。

初回の反省人はツイッターアカウント「にゃんギラス」さんです。

ツイッター

職業

小売業販売員、スーパーの店員さんです。

年齢

40代

受験回数

3回(2020年12月、2021年10月、2022年)

他の保有資格

ビジネス実務法務検定3級
ビジネスキャリア検定3級(人事・人材開発)
ビジネスコンプライアンス検定上級
秘書検定2級
メンタルヘルスマネジメント検定II種
企業中間管理職ケアストレスカウンセラー
個人情報保護士

使用テキスト・講座

1回目 2020年度宅建試験

①みんなが欲しかった宅建士の教科書

初心者にもとっつきやすいと思って最初に手に取りました。板書メモや手書き風メモが多く、かえってどれが重要ポイントなのか分かりづらくなりました。カラフル過ぎたのも自分には向いていませんでした。

②みんなが欲しかった!宅建士の問題集論点別

解説がコンパクトにまとめられていたので私には向いていました。しかし残念ながらそこまでの基礎力が私には備わっていなかったです。

③YouTube ゆーき大学

講座を視聴することで理解は進みました。ただ、動画を視聴すること=勉強したと思い違いをしていたと今なら思います。

動画を視聴しっぱなしで、テキストに戻ることをしていませんでした。

④合格しようぜ!宅建士過去15年問題集

全範囲1周もしていないのに、年度別に手を出して余計に混乱したことだけは覚えています。「面白ツッコミ解説」でしたが、全範囲を回し切れていない状態ではただ絶望するしかありませんでした。

おそらく合格した今なら楽しく活用できると思いますが、当時の私にはそんな心の余裕はありませんでした。

⑤YouTube あこ課長の宅建動画

「耳で覚えて〜・・・」と冒頭にあるように、耳学というものを知るきっかけとなった動画です。

テキストを読む、問題集を解くだけが勉強の方法ではないことを知ることができました。

動画の時間も隙間時間で視聴できる10〜15分だったので、通勤中に視聴するのに丁度いい長さでした。

またコメント欄で知り合えた仲間と他のSNSで繋がることができたことも貴重な経験となりました。

⑥YouTube 宅建テルキナ

こちらの動画も10〜15分の長さだったので、通勤時間に視聴していました。

講義というよりは、「こういう視点で捉えると理解しやすい、理解が深まる」という切り口の動画です。

ただし平井先生の声が良過ぎて癒されるので、疲れている時に視聴するとすぐさま寝落ちしてました。

朝限定で視聴していました。

2回目 2021年度宅建試験

2回目2021年は迷走し、とにかくいろいろなものに手をつけ過ぎて消化不良を起こしました。全ての教材はピカイチなのに、使い手によっては結果が変わることを体現した一年です。

①LEC 出る順宅建士一問一答⚪︎×1000肢問題集

この一問一答で基礎力をつけることはできました。権利は正答率95%以上をキープすることができ、その基礎が2022年の合格にも繋がったと思います。

ただこの教材だけに頼りすぎており、7月末まで一問一答ばかり繰り返していました。そのため四肢択一に移る時期を見誤りました。一問一答はあくまでも補助輪で、四肢択一の問題演習が合格へと進むための車輪だったにも関わらず、一問一答に頼りすぎてしまいました。

この反省が2022年の合格への鍵となりました。

ちなみにアプリ版もありますが、私は紙ベースをメインに使用していました。

②出る順宅建士合格テキスト

問題演習しても、ほとんどテキストに戻らない駄目な勉強方法をしていたため、ほぼ記憶にないです。

それくらい間違った勉強方法をしていたのです。

③LEC 出る順宅建士ウォーク問題集

権利、業法、法令の3分野取り入れましたが、まともに回せたのは権利だけでした。権利だけは3周回して正答率95%までになりました。しかし業法を曖昧なまま解き進めてしまい、尚且つテキストに戻ることを疎かにしていたため正答率は75%から上に伸びませんでした。そして本試験でも業法を落とす結果となりました。

④宅建みやざき塾 超特急まとめ集

この年に1番使ったテキストです。

権利や業法も秀逸ですが、私はみやざき塾といえば法令上の制限だと思っています。

受験期は法令上の制限が本当に理解できていませんでした。模試では2点や3点のときもありました。

他のテキストでは文章での説明が多いですが、超特急まとめ集では図解が豊富で視覚的に印象に残りやすかったです。

法令上の制限の勉強時間をほぼ取れず、まとめ集を読み込むことしかできませんでした。本試験では法令上の制限は5点でした。もちろん合格ラインにも達していませんが、糸口をつかめたのはこのテキストでした。

⑤宅建みやざき塾 宅建士2択でチェック!

「2択まで絞れているのに、最後の最後で迷ってしまう!」という人には最適なテキストです。その単元にQRコードがついており、講義動画も見ることができました。

このテキストも法令上の制限をメインに回しました。ただ私の悪い癖で講義動画を視聴して勉強した気になってしまい、そこから過去問演習に移るという流れを作ることができなかったことを後悔しています。

⑥吉野塾 宅建士出るとこ集中プログラム

吉野塾の単発講座を受講するに当たって取り入れました。

吉野塾の講座の復習、特に個数問題で構成されている鬼特訓講座の復習に使っていました。

④⑤⑥とテキストを浮気し、迷走したために情報の一元化ができませんでした。

⑦YouTube 宅建みやざき塾 生放送質問会

独学のため、どのくらいのスケジュールで進めていけばいいか分からないことが悩みでした。そこで生放送質問会をペースメーカーとして活用していました。質問会が法令上の制限に移るなら自分もそれに合わせて法令上の制限に切り替えていく、という活用をしていました。

あと、権利関係の図の書き方もこの質問会で覚えました。それまでは自分でも何を描いているのか分からない状態でした。図を描いて余計に混乱する図しか描けなかったのです。なのでどれだけ先生からが「きちんと図を描きましょう」とおっしゃられても図の重要性が分からなったのです。

本当の基礎から図の書き方の説明の会があり、そこでやっと図を描く重要性が分かりました。

それはチャット欄でほかの受験生が「図が描けない」と書き込んでくれたおかげで実現した会だったと記憶しています。そして同じように図が描けない仲間がいるのだな、と妙に親近感が湧いたのも覚えています。

⑧YouTube  福島崇弘先生の動画

いまはもう消えてしまっているのでチャンネル名も確認が出来ません。一時的に福島先生が上げていた動画も視聴していました。

問題文にスラッシュを引いて解けばいい、と合格者たちに言われても具体的にどこに気をつけてスラッシュを入れていけばいいのか分かりませんでした。

今までの入試や検定試験などでもスラッシュをいれて解いたことがなかったのです。

福島先生の動画では画面に問題文が映し出され、実際にスラッシュを入れながら説明してくれました。

それを真似しながら解く癖をつけていきました。

⑨吉野塾 大阪単発講座

お盆超特訓と直前講座の大阪講義を取りました。独学のため、自分の進捗度合いが分からなかったので他の受験生の様子を知りたかったためです。

講座の中身も良いのですが、何より私にとって影響が大きかったのは、ある吉野塾生との出会いです。

他の受講生はみな吉野塾生ばかりで、すでにコミュニティが出来上がっていました。そのなかに単発講座だけ受講するのはアウェイ感しかありません。

ですがその受験生さんはアウェイの私にも気さくに声をかけてくれ、そして他の塾生にも私を紹介してくれました。私はその人を「強い」と心から尊敬しました。

その尊敬の念が翌年の教材選びに影響しました。

⑩吉野塾 宅建業法鬼特訓

全問個数問題のため、集中力を使いました。この講座と⑩の岡本先生の三大書面講座は本試験前の精神安定の役目を果たしました。

「大丈夫、三大書面は解けるからなんとかなる!」

そう自分に言い聞かせていました。

実際に三大書面は落としてないのですが、その他が仕上がってなかったため業法で大失点してしまいました。

⑪LEC  岡本和子先生 直前道場

借地借家法と三大書面の講座を取りました。直前期にも関わらず、まだ重要なポイントが曖昧だったのです。岡本先生の生講義受講前にWeb教材を何度も何度もリピートし、自分の中で仕上げてから受講しました。

Web教材もよかってのですが、生講義の迫力は強かったです。ポイントが明確になったのはもちろんのことです。それだけでなく、その後の本試験や模試でも岡本先生の声が脳内再生されるようになりました。

また岡本先生の強さに惹かれました。岡本先生は背が高いのですが、背の高い女性は周りを気にしてローヒールを履かれることが多いように思います。しかし先生はハイヒール!立ちっぱなしで疲れると思うのに、自分をより美しく魅せることを追求する姿に同性として尊敬しました。こんな人になりたい、この人に良い報告をしたい、その想いをもって本試験に挑みました。

この年の結果は不合格でしたが、借地借家法と三大書面だけは落としませんでした。

⑫駿台の一問一答

3回目 2022年度宅建試験

2022年は区切りの年にしようと思いました。今年受からないのであれば宅建を諦める、そして育ててきたSNSのアカウントも閉じるつもりでした。

①公務員試験スーパー過去問ゼミ民法I・II

令和3年の試験に落ち、その年の合格者と、某スクールの講師に強く薦められて取り組みました。

ただ疑問を抱きながら解いていました。令和3年の試験の敗因は権利関係ではなく業法の失点でした。固めるなら業法の知識なのに、何故に権利を固めるのかと納得していませんでした。納得していないので、精度も上がりません。

途中で別の合格者から「スー過去は宅建受験者にはオーバー・スペックだから今すぐ宅建業法に戻れ!もしくは宅建試験の過去問レベルの権利関係に戻れ!」とアドバイスを受けました。

しかし途中で止めるのは、投げ出したと捉えられるのが癪に障るので意地で最後まで回しました。

解き終わった感想は、「この1ヶ月なにしてたんだろ?」でした。

他資格問題の取捨選択は受験生レベルでは出来ないのです。確かに宅建試験に出てくる内容も含まれていましたが、それはごく一部なのです。他資格問題の取捨選択は宅建みやざき塾の生放送質問会、吉野塾の民法過去問研究会に任せておけばいいのです。

餅は餅屋なのです。合格者はあくまで合格者であって、餅屋にはなれないのです。

そして他人のアドバイスを受けるにしても、自分が納得していないのでいれば、そのアドバイスは自分には適していないのだと学びました。

②吉野塾 ワンコイン講座

リベンジするにあたり、スクールを活用することも考えました。前年に吉野塾の単発講座で出会った受講生の存在が大きく、吉野塾への入塾も考えました。

しかし自分の性格ではスクールのスケジュールやノルマに嫌気がさすことが分かっていました。そこで必要な講義だけ購入できるワンコイン講座を取ることにしました。

必要なところだけ購入するつもりでしたが、2022年度版がリリースされる前に2021年度版動画を使って勉強するために全講座一括購入しました。

購入した資料はPDFで管理し、2021年度版で吉野先生が強調されていたところは青でラインしました。同じように2022年度版で吉野先生が強調されていたところはピンクでラインしました。その2色が重なったところは超重要ポイントとして押さえるようにしました。

講座はとてもよかったです。ただ、2022年度版は動画の画面にレジュメが映し出されていたのでレジュメを一括購入しなくてもよかったと思いました。もっと様子見してからでもよかったと思いました。

③吉野塾 宅建士出るとこ集中プログラム

単発講義を取るつもりだったこともあり、2022年のメインテキストにするつもりでした。するつもりであって、結局メインテキストにしていません。

ワンコイン講座のレジュメのほうが自分には使いやすかったので、単発講義のときしか使いませんでした。

これにより自分は書籍のテキストよりもレジュメのほうが向いているのだと確認できました。

④吉野塾 民法過去問研究会

初回から欠かさず視聴しました。特に直前期は権利関係に時間を割いていられなかったので、週1回の民法過去問研究会の時間だけで知識が抜け落ちるのを防いでいました。

⑤宅建士出るとこ10分ドリル

吉野先生のドリルです。出るとこドリルを解いて、その流れで吉野塾の超重要過去問セレクトを解くようにしていました。このドリルは7月までよく使っていました。

⑥吉野塾 超重要過去問セレクト

この過去問集と吉野塾のワンコイン講座のためにiPadを購入しました。そしてPDFに書き込む用のアプリも導入しました。

合格者たちから「問題を解くときに、ちゃんとスラッシュ入れないからダメなんだよ!だから落ちるんだよ!」と叱咤されていました。しかし問題を解くたびにスラッシュを消していく作業が嫌になるのが目に見えていました。それくらい私は面倒臭いことが苦手なのです。

そこでPDF版の超重要過去問セレクトを購入し、スラッシュを入れて解く訓練をしました。アプリを使えばスラッシュを入れてもすぐ消せるのが楽でした。

中には、超重要過去問セレクトだけでは問題演習量が足りないと指摘する人もいました。しかしこの教材さえ使いこなせないのであれば先に進んではいけないと思いました。2022年のメインテキストは定まらなかったのですが、メインに使う過去問集から離れなかったことが合格に繋がったと思います。

⑦宅建みやざき塾 生放送質問会

前年同様にペースメーカーとして視聴していました。2021年度のほうがLIVE放送を見ながら一緒に解いて、みんなと一緒に答え合わせをする一体感は強かったです。

2022年度はエンタメ感より試験に特化した内容だと思いました。仕事の都合でリアタイ参加できないときはアーカイブ視聴していましたが、都合に合わせて倍速にしたり調整していました。

⑧宅建動画の渋谷会

朝の一問一答は2021年本試験の翌日から欠かさず視聴しました。声が聞き取りやすく、レジュメでの解説も分かりやすかったです。習慣にするために通勤電車に乗った瞬間に再生するようにしていました。

あと本試験の日は試験会場に向かうまで何度も渋谷会の統計動画を視聴していました。そのためなんら迷うことなく問48を解くことができました。結局は問48は没問になってしまいましたが、統計で悩まなかったために次の問題に取りかかれたことはよかったと思いました。

⑨2022年度版 宅建士合格のトリセツ頻出一問一答式過去問題集

過去問ベースの一問一答を使いたくて取り入れました。書籍版を購入すると、アプリでも解けるようになっていたのが便利でした。

紙ベースで解くときは、知識を汲み上げていく感覚でした。理由付けまで書き出して解いていきました。アプリで解くときは反射的に解いていました。

勉強時間が確保できないときはせめてトリセツ一問一答だけでもしよう、と自分の最低限ルールとしても活用していました。

⑩吉野塾 大阪講義

GWとお盆の単発講義に参加しました。講義を受けるというより、仲間に会いに行くのがメインになっていました。

生講義を受けなくても通信でも買える講座なので、使い分け次第だと思いました。

⑪宅建みやざき塾 お盆大阪講義

みやざき先生の講義も熱かったですが、塾生も熱かったです。

講義は11時からでしたが、宮嵜先生は早めに教室を開放してくださるので、みんな早くから入室して自習していました。講義は夕方には終わるのですが、夜まで教室を開放してくださるのでみんな残って自習していました。

私は単発講座生でしたが、塾生の皆さんは暖かく受け入れてくれたのも嬉しかったです。

塾生の皆さんが特に優しいと思ったことは、宮嵜先生への質問のときです。みんなも宮嵜先生に質問があるのに、

「私たちは塾生メールで質問することもできるからね。でもにゃんちゃんは今日しか質問できないでしょう?先に質問しなよ」

そういって先に質問させてくれました。塾生の皆さんの配慮が嬉しかったです。

このとき質問した内容は、どのタイミングで分野別から年度別に移るのかでした。

宮嵜先生の回答は、

「ただ年度別を解くのではなく、まずは業法の年度だけ回してごらん。そして最低でも18点取れるようにしてね。それができるようになってから年度別全分野に移っていいよ。」

でした。私の性格や行動パターンを考慮した上で回答していただけたのもありがたかったです。

⑫宅建みやざき塾 9月大阪講座

お盆時点でいまの自分がどれくらいの立ち位置か考えたところ、どう考えても35点ギリギリだと思っていました。そして私は2022年は合格点は38点だと思って戦っていました。自分の立ち位置と自分が想定する合格点の差は3点、この差を埋めるためには宅建みやざき塾だと思って受講しました。

台風により最終日に帰郷できなくなった宮嵜先生が権利関係の特別講義を延長で行ってくださいました。

受講生から質問が出たのは借地借家法の過去問でした。何度も解いていた問題ではあったのですが、解き方のポイントを教えていただけてとても納得しました。

しかし他の受講生たちは分からないポイントはそこではない、と先生に伝えていました。問題文の意味が分からないとのことでした。

「えっ?それは過去問じゃ無くて、もう読み取りの問題だよ?!」

と宮嵜先生はおっしゃいましたが、それだけで終わらないのか宮嵜先生なのです。

そこから読み取りについて丁寧に説明してくださり、ほかの受講生がまだ納得していなかったら更に説明をし、全員が納得するまで説明してくださいました。ここまで粘り強く教えてくださる宮嵜先生も凄いし、分からないところを曖昧にしない塾生も凄かったです。

⑬LEC  岡本和子先生 直前道場

最推し講師である岡本和子先生の講座です。2021年は岡本先生の講座でやっと借地借家法と三大書面を理解するレベルでした。2022年は知識の総点検とモチベーション上げのために受講しました。岡本先生の講座は分かりやすく、レジュメも理解しやすいので最終確認用としても使い倒しました。

講義終了後に岡本先生に挨拶をする時間をいただいたときに、絶対合格しますと宣言することができたこともモチベーション向上となりました。

合格後

本試験の得点

権利関係 9点
法令上の制限 6点
税 2点
宅建業法 18点
5問免除 5点
合計 40点

本試験直後の感触

落ちたと思いました。

なぜなら苦手な宅建業法が思いの外解けたためです。業法が苦手な私が詰まることなく解けたということは、他の受講生はほぼ満点を取ってくるだろうと思ったのです。そして合否の分かれ目は権利だと思いました。ただ年度別過去問を解くときに、確実に出題される借地借家法・区分所有法・不動産登記法しか回しておらず、権利関係をあまりにも疎かにしていたため完全に落ちたと思いました。

泣きながら試験会場から出て、泣きながら帰っていたら迷子になって、別の意味でまた泣きそうになったことを覚えています。

宅建士を目指したきっかけ

本業はスーパーの店員さんですが、グループ内出向により金融業に就いたことがあります。

その際にテナント契約でトラブルになったことがありました。法務部と不動産部から知恵を授けてもらっても、自分から学んだ知識でないと戦えないのです。

いまは本業のスーパーの店員さんに戻りましたが、あのときの悔しさを忘れないために賃貸借について学ぼうと思いました。それで宅建の勉強を始めました。

受験生活中の一日のスケジュール

日によって通勤時間に変動がある部署にいます。受験期に1番多かったのが往復5時間半でした。

5時 起床
6時〜8時半 通勤(宅建動画を耳学しながら通勤していました)
9時〜18時 勤務
18時〜21時 通勤(宅建動画を耳学していましたが、ほぼ寝落ちしてました)
21時〜23時 自習室(家だと寝てしまうため、近所の自習室を借りていました)
23時〜23時半 お散歩(気分転換と心肺機能向上のために毎晩歩いていました)
23時半 帰宅
25時 就寝

意識・重視したポイント

問題演習量を増やすことです。

2021年は一問一答ばかりに時間を費やしてしまったので、2022年はとにかく四肢択一の演習量を増やすようにしました。

あと過去問の正答率は97%まで上げることを意識しました。過去問の正答率90%だと模試で33〜34点、過去問正答率95%で模試35〜36点でした。私は本気で2022年の合格点は38点だと思っていたので、その点数を取るためには過去問の正答率は97%は必達だと捉えていました。

勉強方法でやっていてよかったこと

スラッシュやアンダーラインを引きながら過去問を解くことで、読み飛ばし防止ができました。いままで無精してスラッシュ入れずに解いていましたが、普段からしておかないと本番ぶっつけでは無理だと思いました。

あと音読も効果がありました。

音読で読み慣れたフレーズと違うものが出たときには問われ方が違うだけなのか、もしくはひっかけ問題なのかを判別する際に効果がありました。

勉強方法で失敗したこと

①勉強の仕方を学ぼうとしなかったことです。

まとめノートを作ろうとして、テキストの模写で終わってしまいました(2020年)。インプット・アウトプットの方法を分からないまま勉強を進めてしまいました。結局自分にとって最適解のインプット・アウトプットの方法を見出せないまま合格してしまったので、消化不良のままです。

②メインテキストを定めず、情報の一元化ができなかったことです。

テキストの浮気をすればするほど合格は遠のきます。

 

掲載を終えて

合格反省記の投稿ありがとうございました。

反省点をぶつけてくださり学びの多い記事になったと思います。

念願の合格おめでとうございます!

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